春が近づいてくると、桜の花より一足先に梅が見頃を迎えますね。
少しでも春を感じたい方は、京都にある北野天満宮の梅花祭に出かけてみてはいかがでしょうか。
北野天満宮は梅の名所として有名で、毎年梅花祭が開催されています。
この梅花祭は、いつも大変な賑わいで、京都の風情を存分に感じる事が出来ます。
そこで、今回は北野天満宮の梅花祭についてご紹介します。
北野天満宮梅花祭!2018年の開催時間は?
北野天満宮は、学問の神様である菅原道真公をお祀りしており、全国に1万社以上ある天満宮・天神社の総本社の神社として、親しみをこめて「天神さん」と呼ばれています。
そんな北野天満宮の梅花祭は、菅原道真公の祥月命日である、2月25日に行われる祭典で、約900年の歴史があります。
午前10時から本殿で祭典が行われます。
また、三光門広場では、午前10時から午後3時頃まで野点と言われる、梅花祭野点大茶湯(ばいかさいのだておおちゃのゆ)が行われます。
この野点は、豊臣秀吉が催した大茶会にちなんで毎年、上七軒の芸妓さんたちがお茶を点てて、参加者に振る舞っていただけるものです。
北野天満宮梅花祭はチケットが必要?
野点に参加するには、茶拝服券といわれる券が必要です。
拝服・宝物殿拝観・撤饌引換券がセットになっており、1500円で購入出来ます。
この券は、先着3,000枚限りとなっており、券の頒布は1月25日から行われていますので、確実に入手したい方は、早めに購入しておきましょう。
野点の席は椅子席と座礼席がありますが、料金は同じです。
椅子席はお茶を飲んだ人から順に席を立ちますので回転が速いですが、座礼席は全員(35名ほど)が飲み終えたら一斉に席を立つ流れです。
外国人の方もいらっしゃいますので、そこまで作法を気にする必要はありませんが、作法が心配な方は椅子席の方が安心かもしれません。
ちなみに、梅花祭が開催される25日は、毎月25日に開催される縁日も行われていますので、大変な賑わいになります。
お茶をいただいて、縁日で露店を楽しむという何ともお得な楽しみ方が出来るのは、この梅花祭だけです。
もし、茶拝服券を購入出来なかったとしても、縁日と梅苑の見物だけでも十分に楽しめます。
また、縁日の日は21時までライトアップされていて、そちらも見どころですよ。
北野天満宮のアクセスは?
北野天満宮へのアクセス
電車の場合・・・京福電車「白梅町駅」より徒歩5分
バスの場合・・・JR京都駅より市バス50/101系統「北野天満宮前」下車すぐ
JR・地下鉄二条駅より市バス55系統「北野天満宮前」下車すぐ
駐車場はありますが、梅花祭の2月25日は利用出来ませんので、公共交通機関の利用をおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、京都の北野天満宮梅花祭をご紹介しました。
当日は、芸妓さんを一目見ようとすごい人だかりが出来ます。
一緒に写真撮影もしてもらえます。
2018年の2月25日は日曜日ですので、券の購入は是非ともお早めに!