年末年始の新幹線混雑状況と予約方法は?割引は適用される?

時が経つのは早いもので、もう年末年始ですね。
お正月は、毎年実家に帰ってゆっくり過ごすという方も多いのではないでしょうか。
実家が遠いと、お盆と年末年始にしか帰省出来ないという方もいて、この時期は新幹線も帰省する方でとても混雑しますね。
家族が多いと、交通費も大変な負担になりますよね。
今回は、そんな年末年始の新幹線の混雑状況や、賢い予約方法、割引についてご紹介します。

年末年始の新幹線混雑状況は?

2017年のカレンダーを見ると、並びが悪く、年末年始の連休が6連休と短くなる企業が多いと予想されます。
官公庁の場合は、12月29日から1月3日までの6連休です。

年末の帰省時はある程度分散しており、29日と30日は午前中にピークを迎えて、乗車率が150%以上になる車両もみられますが、夕方以降は当日でも指定席の空席がある事が多いです。
31日は、混雑しても乗車率が150%を超える事は珍しいです。

下りの混雑順位は、12月30日⇒29日⇒31日となり、いずれも午前中がピークです。

上りの混雑状況は、下りとは違って空席が出にくくなります。
ピークは1月2日の夕方から3日にかけてとなる予想です。

午後がピークとなりますが、下りよりも集中する日程が少なくなりますので、そうなると早朝の時間帯から混雑します。

自由席の混雑具合によっては車内販売が来ない事もありますので、食べ物や飲み物は新幹線に乗る前に確保しておきましょう。
また、トイレに行くのも通路の人をよけながら進む事になりますので、出来るだけ駅ですませておきましょう。

連休が短くなると、帰省する方達も同じようなスケジュールになってしまい、分散しにくくなりますので、特に家族で指定席を予約したい方は、早めに予約しておく事をおすすめします。

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年末年始の新幹線を予約するには?

新幹線の予約は、1か月前の午前10時から可能ですので予定が決まったら出来るだけ早く予約しましょう。
窓口でも購入できますが、わざわざ列に並ぶのは面倒ですし、ネットでの購入が便利です。
おすすめは、より早く手配出来る「事前受付」です。
※事前受付は窓口では購入出来ませんのでご注意下さい。

「事前受付」は、発売開始日のさらに1週間前(同曜日)の午前5時30分から乗車日1ヶ月前の午前9時54分まで事前の申込みをすることができます。
ただし、実際に発売手配を行うのは、乗車日1ヶ月前発売日の午前10時からとなり、満席等の理由により予約出来ない可能性もあります。

例年、年末年始のご予約が開始となる期間(特に12月3日~12月4日)の10時~10時半頃はアクセスが集中し、予約や変更、払戻操作がしづらい状況が発生していますので、避けた方がよさそうです。

年末年始の新幹線は割引ってあるの?

12月28日~1月6日の年末年始期間は、毎年新幹線回数券が利用できない期間となっており、新幹線を安く利用することができないと思っている方も多いと思います。
しかし、他にも安く乗れる方法はありますのでご紹介します。

◆在来線の回数券を利用する

まずは在来線の回数券を利用する方法です。
この在来線回数券は電車の切符としても使えるのはもちろん、新幹線を利用する際の乗車券として利用することも可能です。
つまり、特急券は通常料金ですが、乗車券の料金が少しお安く利用出来ます。
また、金券ショップで長距離の在来線回数券を購入すれば、さらにお安くなります。
名古屋~東京間の乗車券なら500円~600円程度安く購入出来るはずです。
これが家族分だと結構な金額になりますよね。

◆往復割引を利用する

片道のJR営業距離が(片道)601km以上の場合なら、往復割引が利用できます。
往復割引が適用されると、乗車券が1割引きになります。
ただし、東京→新大阪は片道が552.6kmのため利用不可です。

◆学割を利用する

中学生以上の学生なら、学割を利用出来ます。
乗車券を通常価格の2割引で購入することができます。
割引になるのは乗車券のみなので、特急券は定価での購入となります。

さらに、学割は各種割引と併用されるので、往復割引と学割が併用されれば、1割引(往復割引)のさらに2割引(学割)となり、約28%の割引となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
年末年始の帰省は、お盆の帰省と比較すると、衣類が増えるためどうしても荷物が多くなりがちです。
同じ道のりでも、荷物が多い分疲労も増えますよね。

実家でせっかくのんびり過ごしても、Uターンラッシュでまた疲れたまま仕事始め・・・という事にならないように、早めに計画を立てて、少しでも快適に帰省したいですね。

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