最近では、節分には恵方巻を食べる習慣が定着していますが、その年によって「恵方」(吉方)が違うため、毎年確認してから食べると思いますが、皆さんはそんな方位がどうやって決められているかご存知でしょうか?
家の方角なんて分からないという方も大丈夫です!ちゃんと調べる方法があるんです。
今回はそんな節分の恵方についてご紹介します。
恵方巻の方角2018年はどっち?
「恵方」は、その方角に向かってことを行えば、「万事に吉」とされています。
その恵方は、実は4種類しかありません。
恵方の決め方は、十干(じっかん)という暦に基づいて決められており、4つの方角を5年周期で一巡します。
十干(じっかん)とは【甲乙丙丁戊己庚辛壬癸】の10種類で、十二支(じゅうにし) 【子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥】の12種類と併せて干支(えと)を表すのに使うものです。
甲(きのえ)・己(つちのと) ・・・東北東より少し東
乙(きのと)・庚(かのえ) ・・・西南西より少し西
丙(ひのえ)・辛(かのと) ・・・南南東より少し南
・戊(つちのえ)・癸(みずのと)・・・南南東より少し南
丁(ひのと)・壬(みずのえ) ・・・北北西より少し南
十干と西暦は、10の単位で区切れるため西暦の下一桁でその年の恵方も分かります。
2018年は、戊(つちのえ)ですので南南東ですね。
恵方巻の方角を簡単に調べる方法は?
次に恵方が分かったところで、ご自宅の方角をどうやって調べればいいのでしょうか?
いろいろな方法をご紹介します。
・パソコンで調べる
①「ちょっと便利帳」
こちらは地図上で恵方が分かるサイトです。
西暦と住所を入力すればその年の恵方がすぐに分かります。
②「SENRIOKA-INFO」
こちらも検索欄に市町村名などを入力すれば、地図上に方位が表示されますのでとっても簡単に恵方を調べる事が出来ます。
・アプリで調べる
iPhoneで一番簡単なのは、コンパスのアプリが元々インストールされていますのでそちらを使うのが早いです。
また、アプリ検索をしていると、「恵方巻きコンパス」「恵方マピオン!」「恵方巻きコンパス」など、たくさんのアプリがありますので、お気に入りのアプリを使って確認してみて下さいね。
何でもスマホがあれば出来るなんて、本当に便利な世の中になりましたよね。。。
恵方巻の方角で正しい食べ方は?
では、今年の恵方も確認したし、方角もどちらを向くか出来たし、あとは食べるだけですね。
食べる時の決まりも確認してみましょう。
・恵方を向いて食べるべし!
2018年の恵方は、「南南東」でしたよね。
テレビなんか見ながら食べずに恵方をじっと見つめて、立って食べるもよし、座って食べるもよし!お好みのスタイルでどうぞ!
・丸かぶりするべし!
恵方巻は食べやすいように一口サイズに切り分けたりせずに、丸ごと一本がぶりといただきましょう。
一本丸ごと食べる自信がない方は、最初から半分に切ってもいいでしょう。
お子様には、少し細目に作ってあげるか、細いものを選んで購入して下さい。
・黙って食べるべし!
一本丸ごと食べ終わるまで、おしゃべりしてはいけませんよ。
黙って食べないとご利益がないと言われていますので、静かに黙々と食べきりましょう。
あとは食べながら、願い事を念じる事を忘れずに!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
恵方が4種類しかないとは驚きでしたね。
せっかくやるなら、正しい食べ方を学んでから挑戦してみたいですよね。
お子さんのいらっしゃる方は、この機会に方角についても色々と話してみるのもいいかもしれません。
幸せになるために、ご家族でぜひ恵方を向いて恵方巻を食べてみて下さいね。