最近は、節分になると豆まきをして、その年の恵方を向いて恵方巻を食べるのが定番となっていますね。
家族みんなが同じ方向を向いて、黙々と太巻きを食べるなんて、よく考えるととてもシュールな風景ですが、今回はそんな節分に欠かせない、恵方巻について具材の基本やお子さんにおすすめの具材をご紹介します。
恵方巻の具材の基本はあるの?
恵方巻とは、元々大阪で節分の日に巻き寿司を食べる風習があったものを、セブンイレブンが「恵方巻」と名付けて販売したことで、全国に広まったとされています。
具材は、縁起を担いで食べる事から、七福神にちなんで7種類の具材が入っていることが多いですが、特に決まりはありません。
・アナゴ(うなぎ)
・かんぴょう
・キュウリ
・高野豆腐
・桜でんぶ
・しいたけ煮
・たまご
以上の7種類が入っているものが多いですが、ご自宅で作るとなると、桜でんぶなどはなかなか使い切るのは難しいですよね?
そして、関東では高野豆腐はあまりポピュラーな食材ではないようですね。
そんな時は、お好きな具材を入れて作っちゃいましょう。
また、具材は7種類にこだわる必要はありませんので、好きな具材をたくさん入れても大丈夫です。
ただし、丸かぶりをする事を忘れずに、サイズを考えて作って下さいね。
恵方巻の具材は海鮮もあり?
先程の基本の具材でも説明したように、具材に決まりはありませんので海鮮好きの方は海鮮をメインに作ってみてはいかがでしょうか?
マグロはもちろんのこと、サーモンやエビ、いくらといった具材もありですね。
特に高齢者の方には、かんぴょうなどの噛み切りにくい乾物だと喉に詰まりやすくて危険ですので、海鮮の方が食べやすくておすすめです。
具材の選び方のポイントとしては、巻いた時の色味を想像して組み合わせてみて下さい。
具材を並べる順番は、下に安定するものを置いてから巻くと上手に巻くことが出来ます。
恵方巻の具材子供におすすめの海苔巻きは?
恵方巻をお子さんが食べる場合は、お子さんのお好きな具材で作ってみて下さい。
うちの子ども達に人気なのは、トンカツやエビフライなどの揚げ物です。
かんぴょうなどは普段の食事でもあまり作る機会がないので、どうも苦手のようで楽しいイベントとして思い出に残ればいいなと思っているので、苦手なものを無理に作るのはどうかと思って、いつも食べ慣れているものを具材に入れています。
また、私の一押しはクリームチーズです。
巻き寿司としては意外な具材ですが、これがとてもおいしいんです。
サーモンと合わせてもよし!アボカドと合わせてもよし!なんです。
特におすすめなのが、鰹節との組み合わせです。
鰹節に醤油を混ぜたものと、クリームチーズの相性は最高です!
生ハムとクリームチーズの組み合わせもおすすめですよ。
また、小さなお子さんだと海苔を噛み切れなくて食べにくい事もあると思います。
そんな時は、海苔で巻くのではなく、薄焼き卵で巻いてみてはいかがでしょうか。
食べやすく、彩りもきれいですね。
そして具材だけではなく、お子さん用の恵方巻で一番注意したいのが、サイズですね。
あまり欲張って具材を入れ過ぎると、喉に詰まらせる危険がありますので、お子さんには細巻サイズで作ってあげて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
いつの間にか、節分は豆まきよりも恵方巻の方が主役になってしまった雰囲気もありますが、年に一度くらい黙って食事をする日があってもおもしろいですよね。
ちなみにうちの子ども達は、毎年必ず笑い出してしまい、成功した事はありませんが。
スーパーでも色々な種類の太巻きが売られていますが、ご家庭でも色々な具材を試してみて下さいね。