皆さんは「樹氷」を見たことはありますか?
蔵王の樹氷は世界的にも有名で、目の前に広がる自然が作り出した風景は、怪物のようにも見える事から、スノーモンスターとも呼ばれています。
この見事な樹氷原は、お子さんから年配の方まで楽しめる事間違いなしです。
今回は、そんな蔵王の樹氷をご紹介します。
蔵王の樹氷の時期ベストシーズンは?
樹氷が出来るのは、蔵王と青森県の八甲田山や秋田の八幡平など、限られた地域にしか出来ません。
その樹氷が出来るための条件は、まずは樹木がある事、多すぎず少なすぎない降雪量である事、適度な低温で冷たく乾いたシベリア(北西)からの季節風が吹く事、そして多量の過冷却水滴が存在する事、以上4つの条件を満たすことによって樹氷が作られます。
・12月下旬~3月上旬
樹氷の見ごろ
・1月下旬~3月上旬
毎年この時期に見ごろになると言われていますが、その年の状況によって変わってきます。
蔵王はガスのかかる事が多く、天候次第ではっきり見えない事もあります。
寒い時期しか見る事が出来ない雪国の景色を見るには、運も必要かもしれませんね。
蔵王の樹氷の行き方は?
樹氷を見るには、蔵王温泉街からロープウェイを使って向かう事が出来ます。
蔵王山麓駅から途中の樹氷高原駅で乗り換えて、地蔵山頂駅までの料金は、往復でおとなが2,600円、こども1,300円です。
地蔵山頂駅までは約18分程で到着します。
ロープウェイからも大パノラマの景色を楽しむことが出来ます。
蔵王の樹氷のライトアップを見るには?
樹氷は日中だけでなく、夜も楽しむことが出来ます。
ライトアップ鑑賞の期間は、2017年12月23日(土)から2018年3月4日(日)まで、17時から21時までの時間帯に鑑賞する事が出来ます。
ライトアップを鑑賞するためには、ライトアップ専用の鑑賞券を購入する必要があります。
また、雪上車に乗って樹氷を楽しめる「樹氷幻想回廊ツアー」も行われています。
暖房付きの暖かい雪上車の中からガイドの方のお話を聞きながら、間近で鑑賞出来ますので、より一層樹氷を楽しめます。
ロープウェイと雪上車のセット料金は、おとな 3,800円 こども 3,100円です。
事前予約が必要ですので、ご希望の方は予約をお忘れなく!
また、日中も寒いですが夜はさらに寒くなります。
展望レストランの中からも鑑賞出来ますが、防寒対策は万全にしてから出発して下さい。
意外と忘れがちなのが耳あてです。しっかり準備しておいて下さいね。
このすごい景色をカメラに収めるために持参する時の注意点としては、気温が下がると電池の消耗が激しくなりますので、フル充電してから持っていきましょう。
また、自分の吐く息でレンズが結露してしまう事もありますので、マスクを持参する事をおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
昼間はスキーを滑りながら樹氷を楽しむことも出来ますよ。
樹氷の中を滑るなんて、他ではなかなか出来ない体験ですので、スキーがお好きな方は是非ゲレンデを訪れてみて下さい。
他にもトレッキングツアーなど、様々な楽しみ方がありますので、スキーをしない方もこの景色を満喫して下さいね。