西宮神社の十日戎2018年の期間と交通規制は?福男って何?

十日戎とは、関西で商売繁盛と家内安全を祈願する祭典です。

中でも有名なのが、大阪の恵比須神社と、西宮神社です。
西宮神社は、兵庫県西宮市にある神社で、全国に約3500あるえびす神社の総本山です。

今回は、この西宮神社で行われる十日戎の2018年の日程や交通規制などについてご紹介します。

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西宮神社の十日戎2018年の期間は?

まずは西宮神社の十日戎の日程を確認してみましょう。

1月10日を中心に9日から11日までの3日間行われます。

◆1月8日 午前9時30分~ 大鮪(おおまぐろ)奉納

この大鮪(おおまぐろ)奉納は、神戸市東部水産物卸売協同組合などの三社が商売繁盛と大漁を願って、本マグロと雌雄二尾の大ダイを神前に奉納する行事です。

奉納された鮪は、「十日えびす」の三日間「招福大まぐろ」として拝殿に飾られています。
最近では、この鮪の頭や背中などに賽銭を張りつけて、商売繁盛や豊漁等の願掛けしています。
数万枚の賽銭が張り付いた「招福大まぐろ」はとても迫力があり、毎年恒例の名物となっています。

◆1月9日 午後2時~ 宵宮(よいみや)

宵宮では、有馬温泉から金泉(きんせん)が奉納され、有馬温泉の繁栄と旅館組合の商売繁盛が祈願されます。

◆1月10日 午前4時~ 本えびす

午前6時~ 開門神事(かいもんしんじ)福男(ふくおとこ)選び
西宮神社の十日戎と言えば、この福男が有名ですね。

福男については後で詳しく説明します。

◆1月11日 午前5時~ 残り福

 
混雑を避けるには、この残り福の期間が比較的空いているのではないでしょうか。
時間帯は早朝から午前中にかけてが狙い目です。

西宮神社の十日戎2018年の交通規制は?

西宮神社の十日戎はとても人気で毎年入場規制がかかるほどの人出です。
そして周辺の道路も交通規制がかかります。

1月9日から11日までの9時30分~23時までの間は、浜脇小学校と浜脇中学校周辺の道路、国道2号・43号線の内側神社周辺の道路は歩行者専用道路となります。

そして、国道43号線戎前交差点~酒蔵通浜町交差点の県道が南行きの一方通行になります。

駐車場も利用できませんので、公共交通機関をご利用下さい。

◆電車を利用する場合
阪神電鉄・・・「西宮駅」えびす口から徒歩約5分
JR神戸線・・・「さくら夙川(しゅくがわ)駅」から徒歩約10分
JR神戸線・・・「西宮駅」より徒歩約15分
新幹線・・・JR「新大阪駅」からJR東海道山陽本線でJR「大阪駅」へ向かい、阪神電車「梅田駅」から「西宮駅」へ向かいます。

◆バスを利用する場合
十日戎の期間中は、阪急西宮北口駅とJR西宮駅から直通の臨時バスが運行されます。

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西宮神社の十日戎2018年の福男とは?

十日えびす大祭が終了すると、午前6時に表大門(おもてだいもん)が開かれ、外で待っていた参拝者が、一番福を目指して本殿へ一斉に「走り参り」をします。
これは「開門神事」と呼ばれて、本殿へ早く到着した順に1番から3番までがその年の「福 男」として認定されます。
「福男」は、縁起がいいのはもちろん、認定証・ご神像・副賞そして特別の半被が授与されます。
また、先着5000名の参拝者には「開門神事参拝之証」が無料で授与されます。
「福男」は難しくても、この「開門神事参拝之証」ならチャンスはひろがりますね。
それに、その年の福男さんから参拝者にお神酒が振る舞われ、福のおすそ分けもありますよ。

この「開門神事」で先頭のブロックに並ぶには、抽選に参加する必要があります。
抽選は、1月9日午後10時より円満寺駐車場で先着1500名にて受付を開始し、10日午前0時から南門前で行います。抽選で先頭Aブロック108名、Bブロック約150名を決定します。

「福男」という呼び名ですが、実は老若男女誰でも参加できるんですよ。
最近は、女性の参加者が2~3割いらっしゃいます。
ちなみに、女性が3番までに入ると「福女」として認定されます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
西宮神社の十日戎はとても賑やかで楽しい雰囲気でおすすめです。
新年早々、縁起のいい神社で、おめでたい行事に参加して1年の福を祈願してみるのもいいですよね。

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