日本には、三大だるま市があるってご存知でしょうか?
梅が咲く頃に行われる「深大寺だるま市」はその一つとしてとても有名で、毎年10万人もの人出で賑わいます。
このだるま市には300店以上の露店がずらっと並んでだるまが売られている景色は、とても迫力があります。
今回は、そんな深大寺だるま市についてご紹介します。
深大寺だるま市2018の日程と時間は?
深大寺だるま市の正式な名称は、「厄除元大師大祭」で、厄除け大師の「元三大師」を称えるお祭りなんです。
なぜ厄除けのお祭りでだるまが売られているのか?と言いますと、深大寺は達磨(だるま)大師として有名な天台宗のお寺のため、だるまにゆかりのある深大寺では、古くからご利益と厄除けのアイテムとして親しまれているのです。
だるま市開催時間:9時~19時
お練り行列:3日・4日ともに14時~
開眼時間:9時~17時頃 大師堂前仮設開眼所にて実施
護摩祈願:10時、11時、12時、13時、14時、15時15分、16時
ご祈祷を希望される場合は、15分前までに申し込みが必要です。
だるま市の開催時間は9時から19時までですが、だるま開眼は9時~17時までです。
17時以降にだるまを購入しても目入れをしてもらえませんのでご注意下さい。
だるま開眼とは?
このだるま市では、願い事祈願や安全祈願のために購入しただるまに、「だるま開眼所」で僧侶の方に直々に目入れをしていただく事が出来ます。
購入しただるまの左目には、インドの古い文字で物事の始まりを意味する「阿」という文字を書き入れてもらいます。
そして、前年に購入して祈願成就しただるまの右目には、物事の終わりを意味する「吽」という文字を書き入れていただき、感謝の気持ちを込めて「だるま納め所」に納めます。
最初にだるまを購入する時のポイントは、小さめの物を選んでおき、毎年徐々に大きいだるまを購入すると縁起が良いとされています。
深大寺だるま市だるまの値段は?
深大寺に行くまでの参道から境内まで300店余りの露店があり、初めての方はどこで買おうか迷ってしまうと思いますが、だるまを購入する前にまずは本堂でお参りをすませてからにしましょう。
だるまの表情も様々で、中には自分と似ただるまを探して購入する方もいらっしゃいます。
ご自分に似ただるまを選ぶと、ご利益があるという言い伝えがあるそうですよ。
また、招き猫や干支とコラボしたものなど、可愛らしいものもたくさんあるので、一度ざっと全部を見て回ってみてから購入するのがおすすめです。
だるまの値段は小さいものだと500円程度から売られています。
大きいものは1万円以上するものもありますよ!
どこの露店も値切り交渉をするのがお決まりです。
さらに、値切れば値切るほどだるまのご利益があると言われていますので、ぜひ挑戦してみて下さい。
お練り行列とは?
お練り行列は、雅楽衆を先頭に金色に輝く袈裟を纏った僧侶などが続く行列です。
まるで平安絵巻のように厳かで優美な百味献膳の儀式です。
比叡山以外では滅多に聞くことのできない天台宗に古くから伝わる聲明が、雅楽の調べとともに厳かに唱えられます。
深大寺だるま市駐車場はあるの?
深大寺だるま市期間中は、周辺の深大寺通りが一方通行になり、交通規制が敷かれるため渋滞が発生します。
また、深大寺境内の駐車場も利用出来ませんので、なるべく公共交通機関を利用するのがよいでしょう。
どうしても車で行かれる方は、神代植物公園や近隣の駐車場をご利用下さい。
その際も、混雑が予想されますので朝早く到着しておかないと駐車出来ませんのでご注意下さい。
深大寺通り、三鷹通り周辺の道路も非常に混雑しているので、京王線調布駅またはつつじヶ丘駅から深大寺バスで向かう事をおすすめします。
「深大寺」で下車すると、徒歩1分で深大寺に到着です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
毎年人出が多くなっているこの深大寺だるま市を訪れると、だるまで真っ赤に埋め尽くされた光景を見るだけでも楽しいですよ。
だるまを購入したら毎日見えるところに飾って、感謝の気持ちを忘れない事が大事です。
だるまを大切にして、厄除けとご利益を授かって下さいね。