赤ちゃんや小さな子供を育てていると、寒い時期に悩まされるのが「風邪」です。
赤ちゃんは風邪をひきやすく、何かと熱が出てしまいます。
何か予定があっても赤ちゃんの風邪で予定をキャンセルしたり、いちばん大変なのはお母さんが風邪をもらって赤ちゃんのお世話が出来ないという事です。
そんな事にならないように、風邪を予防する方法をご紹介します。
赤ちゃんの風邪予防の方法とは?
よく生後6ヶ月までは病気にかからないと言いますが、そんな事はありません。
母乳で育てている場合は、母乳に免疫抗体が含まれていますが、これは全ての感染症の免疫が含まれているわけではありません。
実は、風邪のウイルスだけでも100種類以上あるのです。
そんな風邪から赤ちゃんを守るためには、日頃お世話をするお母さんやお父さんがウイルスを家に持ち込まない事が一番の予防方法です。
まずは、外出時に着ていたコートなどの上着類はウイルスが付着している可能性がありますので、玄関でしっかり払い落としてから室内に入る習慣をつけましょう。
また、電車のつり革やドアノブなどに触れた際に手に付着する可能性もありますので、玄関にアルコール消毒剤を置いておき、帰宅したらすぐに消毒出来るようにしておくのもよいですね。
赤ちゃんの風邪予防に効果的な食べ物は?
赤ちゃんの免疫力を高める事も重要です。
免疫力を高めれば、体に異物が侵入しても自分の持っている力で治す事が出来るようになります。
母乳を飲ませていると免疫物質が含まれているため、免疫力を高めてくれます。
母乳を与えていなくても、離乳食が始まれば免疫力を高めるための食事で補う事が出来ます。
免疫力で重要なのは、腸内環境です。
腸内には、免疫細胞のおよそ70%が腸内に集中しているため、腸内環境を整えて善玉菌を増やす事が重要です。
おすすめは、納豆やヨーグルトなどの発酵食品です。
ただし、添加物の多いものは避けましょう。
体にいいからといって、同じ物ばかりをたくさん摂取してもあまり意味はありません。
旬のものを使って、バランスのとれた食事内容になるよう心掛けましょう。
赤ちゃんの風邪予防のための外出時の注意点は?
風邪をひかないように家に冬の間は家の中にこもっておきたいところですが、そういうわけにもいきません。
外出する事は、悪い事ばかりではなく、色々な環境に触れて適応出来る力をつける事も出来ますので、ちょっとした工夫で快適に過ごしたいですね。
外出する時には、体温調整しやすいように脱ぎ着しやすい服装にしましょう。
冷えすぎず、暑すぎないように、赤ちゃんの様子をこまめに確認してあげて下さい。
また、冬は空気が乾燥していますので、のどを潤すための水分は必ず持参しましょう。
うがいが出来ない赤ちゃんには、抗菌効果のあるカテキンが含まれる番茶やほうじ茶がおススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
赤ちゃんは自分で風邪予防する事は出来ません。
周りの大人が予防してあげる事で、風邪から守ってあげて下さい。
でも風邪を引くのも赤ちゃんにとっては大事な事なんです。
風邪を引く事によって免疫をつけて強くなっていくのです。
もし赤ちゃんが風邪を引いてしまっても焦らずにしっかり対処してあげて下さいね。